■産前・産後の食養生が子供の未来につながる

産前・産後の食養生の大切さは、次の世代を担う子供たちにつながります。インスタントの食物でなく、真心の手作りで、自然のものをとることが何より大切です。食品添加物だらけの加工食品を食べ過ぎると、母乳も出ない不自由な体になってしまいます。すべての婦人科の病気と、その予防のためにも、自然に帰る生活に切り換えなければなりません。

いわゆる更年期障害や時期外れの月経停止にも、玄米・自然食が一番です。精白しない穀類、雑穀、ゴマ、小豆、黒豆、大豆や大豆製品、小魚、海藻、野菜や野草などをとり、食べ過ぎないように、よく噛んで完全に吸収させるようにします。甘いもの、菓子類、ジュース、アイスクリーム、氷水、刺激物、上等な日本茶、コーヒー、紅茶などはやめること。

不眠の場合はカボチャの種を炒って食べるとか、生玉ねぎを食べると効果的です。寝る前には、足浴(足だけを、出来るだけあつい湯につけ汗を出す程入る)をします。婦人科の弱い人はつとめて入浴を避け、腰だけを温める腰湯をしましょう。そして毎日味噌汁の中に玄米餅を一、二個入れて食べるか、玄米粉または小麦胚芽を混ぜた団子を入れて食べると血行をよくし、体を温めてくれます。

大切なことは、つとめて手作りして、栄養のある真心の食事をすることです。


■婦人科系の病気に効く薬草・野草、タンポポ

タンポポを根ごと移植しようと試みた方は、その根が太く、深く、真っ直ぐに地球の中心に向かって伸びているのに驚かれるでしょう。タンポポやヨモギの素晴らしい強靭な生命力は、この根が作り、支えているのだと納得させられます。この根の深さ、強さが作る生命力がまた、抜群の薬効となり、万病に効果があるのです。

根も茎も葉も、古くから漢方薬として用いられてきました。春の日差しの中で黄金色に微笑む可憐な花の姿ばかりでなく、ビタミン、ミネラルが豊富な薬用に富む野草の女王なのです。根は特に薬効に富み、乳腺炎や母乳不足、健胃、神経痛、リウマチ、小児麻痺、ガンなど諸病の特効薬です。

■タンポポの薬効

1. 乳腺炎、母乳不足、神経痛、リウマチ
根とハコベ、ハトムギを適当に混ぜ合わせ、煎じてお茶代わりに飲むと効果があります。

2. 胃腸病全般、不眠症、その他
全草を煎じて毎日お茶代わりに飲むようにします。

■タンポポの食用法

タンポポは種類が多く、日本産のものだけでも二十種近くありますが、最近は西洋タンポポの方が多くなりました。西洋種は苦味が強く、日本タンポポの方が美味しいのですが、どれでも食べられ、薬効は同じですから、根ごと採って食べましょう。

強いので、根をとってもすぐに生えてきます。葉は、天ぷら、佃煮、和え物などに利用します。柔らかい葉や花は天ぷらや酢味噌和えがよく、あく抜きした葉はおひたしや和え物、佃煮にすると、ほろ苦くて美味しいものです。根は、ささがき、またはせん切りにして、キンピラにするとよく、細かく切って乾燥してお茶にしてもよいです。

■タンポポコーヒーを作ろう

また、この乾燥したのを空炒りしてミキサーで粉にし、スプーン一杯に熱湯をさして飲むのもよいものです。病気がちの弱い人や、不眠症の人にも効き、子供の飲み物にはこれに黒砂糖を入れると、健康的なタンポポコーヒーが出来ます。これは香ばしいコーヒーで、粉も残さず全部飲みます。

私もこのタンポポに、結核で死にかけたとき助けられました。病弱者や慢性病に苦しむ方は、大地のエネルギーを食卓にとり入れ、健康的な暮らしを積極的に進めていきましょう。公害を流す等、化学薬品では出来ない素晴らしい働きをしてくれます。

【出典】「薬草の自然療法」難病も自然療法と食養生で治そう 東城 百合子著

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