根野菜というと身近なのはゴボウやニンジン、大根やレンコンです。

ゴボウは食物繊維の多い野菜の代表格です。水溶性食物繊維のイヌリンや不溶性食物繊維のヘミセルロース、リグニンなどを豊富に含んでいます。ゴボウに含まれる食物繊維は、消化吸収されずにお腹の中を通過するため、胃や腸をきれいに掃除し便秘を改善します。大腸ガンの予防になり、同時に悪玉の腸内細菌の繁殖を防ぎます。

ニンジンは、代表的な緑黄食野菜であり、良く知られる栄養素としてβ-カロチンが挙げられます。β-カロチンは、活性酸素の働きを抑制する作用によりガンを予防し、また免疫力を活性化し、風邪を予防する効果があります。さらにβ-カロチンは、体内で必要なだけビタミンAに変化する成分であり、ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つ働きや、肌や皮膚がカサカサになるのを防ぎ、潤いを与えてくれるビタミンです。

以下、「薬草の自然療法」難病も自然療法と食養生で治そう 東城 百合子著よりご紹介します。

青い葉野菜が太陽に愛されて育った子供なら、根野菜は大地の愛し子です。新しい生命を育てる、母なる大地にしっかりと根を張って育つ野菜たち。根野菜は、直接ミネラルを土からもらい、バクテリアを吸収します。そうした大地のエネルギーを受ける、ゴボウもニンジンも、土に深く愛され養われている子供です。

それを海草などと共に献立に入れると、全身の血液が躍動して浄化され、ミネラル、ビタミンも豊富になり、骨も細胞も神経もしっかりして、大地に根を張る健康づくりが出来るのです。

また、もう一つ大事なのは、青い葉野菜にはカルシウムが多く含まれていることです。

骨づくりには肉食だと思っている人も多いのですが、牛や馬は青草を食べて立派な骨格を持っていますし、明治生まれの人たちは、肉を殆ど口にしませんでしたが、現代の、肉食ばかりで、すぐ骨折してしまう弱い子供たちよりは、ずっと丈夫な骨を持っています。

この人たちは青い葉野菜をよく食べ、ゴボウ、ニンジン、蓮根などの根野菜を食べました。ゴボウ、蓮根を食べていたら盲腸にならない、といわれるくらいで、腸の働きを助け、カルシウムを補給し、細胞に活力をつけるのです。

ところが、最近は、「ゴボウは手が汚れるし、調理が面倒だから」という人が増えているのは、全く困ったものだといわねばなりません。

青野菜はまた、玄米や精白されていない穀類、豆類と同じように、繊維を沢山含んでいるので、便通をよくし、腸内の有毒菌を抑える作用があり、毒素を体外に出して血を浄化するアルカリ食品でもあります。

【出典】「薬草の自然療法」難病も自然療法と食養生で治そう 東城 百合子著

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