第3条 果物を毎日たっぷり食べて血糖値を正常に保ち、血液をサラサラにすること

■果糖と砂糖は大違い。果物では太らないし、糖尿病にもならない

【天然の果糖はカラダに優しい】
天然の果糖はインスリンを必要としません。果物を食べたとき、それがブドウ糖に変えられ血液中に放出されていくには、砂糖の場合よりも時間が長くかかるため、血液中を糖の大洪水にして血糖値を急激に上昇させてしまうことはありません。

それは、果物の糖(果糖)が果物の細胞組織に拘束されているからです。この細胞組織は消化器官の中で、コントロールされたスピードで破壊され、中に含まれている果糖はゆっくりと血液中に放出されていくため、血糖値は安定したままです。

また、細胞にとり込まれるときにインスリンを必要としません。また、新鮮な生の果物は糖代謝に必要とされる成分をすべて合わせ持っているため、カラダはこれらの成分や生化学エネルギーをかなり節約することが出来ます。

節約できた分は、カラダの浄化(有害な老廃物の排泄)や免疫機能を高めるといった、もっと重要な仕事に振り分けることが出来ます。新鮮な果物をたっぷりと食べている人が、スリムで病気への抵抗力が極めて強いのは、こうした理由があるからです。


【砂糖は人間の体内を大混乱させる】
一方、砂糖は人間の体内を大混乱に陥れ、内分泌系を一時的に興奮させ、体内のインスリンレベルを不自然に変動させてしまいます。それは加工精製過程で糖代謝に必要とされる成分をすべて失ってしまっているからです。

果物と違い、別名「エンプティカロリー」と呼ばれる只の単純炭水化物の固まりに過ぎない砂糖は、構造が余りに単純なため、腸壁から急激な勢いで吸収され、瞬く間に血糖値を上昇させてしまいます。そのため大量のインスリンが分泌され、血糖値を正常値以下に下げてしまいます。その結果、空腹やエネルギーの低下を感じ、カラダはまた食べ物(大抵がエンプティカロリー食品)を求め、血糖値を急激に上昇させるという悪循環を引き起こすことになります。

血糖値の乱高下が生じ、膵臓は疲れ果て、インスリンの分泌が正常に行われなくなるばかりか、免疫機能の低下も引き起こすことになります。また、悲しいことにこうして細胞に大量にとり込まれた糖は、すぐには使われないために、脂肪としてお腹の回りやお尻、二の腕、太ももなど、あなたが一番嘆くところについていくことになるのです。

果物は自然が私たちに食べるように与えてくれた糖です。自然界に存在している天然の糖は砂糖とは異なり、カラダが間違いなく処理できる性質のものなので、避ける必要は全くありません。

【身近に溢れているお砂糖の仲間】
なお、黒砂糖、糖蜜、ハチミツ、メープルシロップ、コーンシロップ、化学的な処理を経て抽出された「ブドウ糖」や「果糖」、白く精製された穀物(白米、白パン、麺類、菓子類などの小麦粉製品や米粉商品)はすべて砂糖と同じ種類と考えるべきです。

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