病気と健康に関する「7つの真理」3. 病気のときも健康なときも、体は同じものを求めている

■薬は毒!

日本人は大の薬好きのようです。ちょっと風邪気味だ、やれ頭痛がする、胃が痛いなどというとすぐ家庭の常備薬を飲んで不快感をしのぐというのが普通です。アメリカの医科大では「薬は毒である」とまず教えるそうです。

薬は表面に見える症状をなくしたり軽減したりするのに役立つことはあるけれども、『症状がないこと = 健康』ではありません。いくら薬を与えられても、病気の根本原因は取り除かれることはなく、薬をいう体にとっては異物の侵入がもたらす弊害は、体の組織を徐々に傷つけていくことを促進させるばかりです。

健康のときに使わないもの(薬など)を、病気のときに使うのは、賢明な選択ではないのです。私は医学部卒ではありませんのでわかりませんが、日本の大学の医学部と大分違うように思われます。


・薬は毒!なんです…

■病気のときも健康なときも、体は同じものを求めている

健康のときも、病気のときも、体には同じ「生理学の法則」が支配しています。病人が健康を取り戻すために必要なものは、健康な人が健康を維持していくのに必要としているものと同じです。健康なときに必要としていないものは、病気のときにも必要ではありません。健康のときに使わないもの(薬など)を、病気のときに使うのは、賢明な選択ではないのです。

病気のときに体が必要としているのもは、健康のために要素の中でもとりわけ休養(消化器官も含めてすべての活動を一時的に休むこと)、睡眠、水です。

病気や体調不良になったら、食事の量を控えるか、あるいは気分が良くなるまで1~2食抜くことが薦められます。自然界の動物たちはみんなそうしています。病気のとき彼らは、目の前にどんな大好物の食べ物があっても食べようとはしません。そのとき体が必要としているものは、食べ物ではなく、体の組織のすべての休養であることを、本能的に知っているのです。

子供もまた、本能的にそのことを知っています。それは人類が何百万年にもわたる経験から体得してきたものです。ですから熱が出たり、気分が悪いときには食べ物をとろうとはしません。親が無理して食べさせようとしても、吐いてしまいます。

それは体が、不良個所を修理するためにエネルギーを使っているから、「食べ物を食べても、消化に振り向けてやるエネルギーはありません。だから今は食べないでいて下さい」という体からの警告サインなのです。この法則は、赤ちゃんから高齢者まで、すべての人に当てはまります。

■病人に食事を与えると、病気を養う

「ナチュラル・ハイジーン」のパイオニアの一人、ジョン・ティルデン博士は次ぎのように述べています。

「賢い親は、病気の子供には決して食事を与えるようなことはしない。子供にファスト(断食)をさせることを恐れてはいけない。病気になったときの断食は病気を軽くし、その危険を少なくするが、食事を与えると、病状は一層ひどくなり、そして長びくことになる」

「ナチュラル・ハイジーン」の理論の世界的普及に貢献したハーバート・シェルトン博士も次ぎのように同意見を述べています。

「動物たちは病気になると、大人も子供も本能的に食べるのをやめる。彼らが望むのは、静かな暖かいところで、少量の水をとって断食することだけだ。人間の赤ちゃんも同様である。病気のとき必要なのは、暖かくて静かな環境と、断食、そして幾らかの水だけである


【出典】http://www.kodomo-hatsunetsu.com/ より

ピポクラテスはすでに二千年以上も前にそのことに気付いており、「病人に食事を与えると、病気を養うことになる。一方、食事を控えれば、病気は早く治る」と教えていました。

ところが今日の大人たちは、「食べなければ病気と闘うためのスタミナつかない」という誤った知識に毒されてしまっています。

そのため、このような「体から警告」(人間の本能ともいうべき基本的な力、祖先から受け継いできた素晴らしい能力)を感じとることが出来なくなってしまっているのです。非常に敏感で生命力が活発な子供の体は、大抵の場合、食事を一度か二度抜くだけで、ノーマルな状態を取り戻し、元気になります。

【出典】「子供たちは何を食べればいいのか」松田麻美子著

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