マクロビオティック、日本生まれ欧米育ちの最先端ウェルネス

マクロビオティックとは、桜沢如一(1,893~1,966)によって広められた陰陽の法則(無双原理)に基づく穀物菜食中心の食生活のことです。

語源はギリシア語に由来しており、

・マクロ(macro) … 大きな、包括的な
・ビオ(bio) …   生命の、生き生きした
・ティック(tic) … 生活法、若返り術

を意味します。

日本では「正食」「食養」などと訳されています。

桜沢氏は、食養医学を提唱した石塚左玄氏(1,850~1,909)の

ナトリウムーカリウムの夫婦アルカリ論

を発展させ、自然界の万物にも易の如く陰陽の性質があるという「無双原理」を説き、自然環境の調和や世界平和まで視野に入れた自然食普及活動に身を投じた戦後の食養生の草分け的な存在です。

マクロビオティックは、「身土不二」と「一物全体」に加えて、

・「穀物菜食」
・「陰陽の調和」
・「正しい食べ方」

を基本としています。具体的には次の三点です。

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① 玄米、精製しない小麦粉、皮のついた野菜など季節の素材を丸ごと調理。

・主食の穀物を五割   とすれば
・副食の野菜や海草が二~三割
・魚介類が中心の動物性食品が〇~一割

を理想とする。

② 陽性の食品は体を温め、陰性の食品は体を冷やすので、個々の体質や季節に応じて陰陽のバランスをはかる(現代人は極端に陰性または陽性に偏っている人が多い)

③ 感謝してよく噛んで食べる

マクロビオティックが基本とする

・無農薬の穀物、旬の野菜、海草
・伝統製法の味噌、醤油、胡麻油、自然海塩

などを使ったヘルシーでナチュラルな食事を続けることで、記憶力がアップしたり、痴呆症の予防にも効果的だとされ、実際に様々な不調を抱えた人たちが正食によって健康を回復しています。

桜沢氏亡き後も、日本CI協会(東京)や正食協会(大阪)によって日本でマクロビオティックが普及されると同時に、桜沢氏の門下生であった久司道夫氏が米国でマクロビオティックの名を知らしめたことで、世界各地に広がりを見せました。

久司氏は1,949年に渡米、コロンビア大学大学院で国際政治学を専攻し、米国での研究生活を通じて、マクロビオティックを米国社会の中で実践的に広めていきました。

1,980年にボストンに『クシ財団』を設立し、85年にボストン大学医学部との共同研究によって、エイズ患者の免疫力がマクロビオティックで改善することを確認し、医学会の注目を集めました。

94年には「世界の平和と人類の健康に多大な貢献をした」として、国連から優秀章を授与されるなど、その業績は高く評価されています。

これまでに、

・カーター元大統領、クリントン元大統領
・ハリウッドスターのトム・クルーズ
・実業家

など、約二百万人が久司道夫氏やクシインスティテュートの教授陣による食事メニューの指導を受けています。

また、世界三十ヶ所以上にチェーン店を持つ高級ホテル「リッツカールトン」が、クシヘルスメニューを導入したことから、世界中にマクロビオティックが浸透。

各国に実践者が増えたことで、マスコミや医学、教育、食品業界など各界から熱い注目を浴びています。

●日本CI協会 http://www.ci-kyoukai.jp/

●正食協会 http://www.macrobiotic.gr.jp/

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